縁側とはなに?濡れ縁との違いは?
縁側とは一般的に、部屋と庭との間にある板敷の廊下のような場所を差します。日本では古くから住まいに設けられてきた場所で、昭和の初期のころには、今では贅沢にも思える木造建築の日本家屋のほとんどにあった縁側。少しずつ姿を変えつつも現代建築でも息づき、今も昔も変わらず家族が自然と集う空間として愛されています。
縁側はガラス戸で外と仕切られた内部の場所のことを言いますが、濡れ縁は縁側のさらに外にある、物理的には外部の場所です。
昨今は洋風建築が主流になったこともあり、デッキやテラス部分を縁側と称する機会も増えています。この場合はっきりした区分けはありませんが、縁側と呼べるデッキ、またはテラスというのは一般的に手すりなどがありません。それゆえ、庭との行き来がより自在になる板の間、つまり建物内外のつながりを曖昧なものにし、その中間に位置する空間こそ、「現代の縁側」と考えて良さそうです。